看護師
ルーコ
看護師
ルーコ
プリセプターをしている看護師特有のお悩みよね、、、
今回は新人看護師の指導をした経験ルーコが悩めるプリセプターのみなさんへ向けた記事を書いています。
少しでもお悩みを解消できるような記事であれば幸いです。
・プリセプターの役割
・実施指導者との関係
・プリセプターはどんなことで悩んでいるのか
・悩みへのアドバイス
目次
プリセプターの役割
みなさん、プリセプター制度というものを聞いたことがありますか?
新人看護師が自立するまで先輩看護師が一緒に行動し、指導する制度です。
ここでの先輩看護師をプリセプターと言います。
プリセプターは看護師3年目以降に任されることが多いです。
新人看護師を育成するのはプリセプターだけではなく、プリセプターと新人看護師を支える実地指導も存在します。
実地指導者はプリセプターとともに新人看護師の指導をしつつ、プリセプターの精神的フォローもしています。
プリセプターは自分が受け持っている患者さんの看護ケア、手術の準備、検査搬送から全て一緒に実施していきます。
その中で新人看護師とともに、優先順位を考えたり、アセスメントをしていきます。
新人看護師は座学で習った看護師と、臨床の違いにリアリティショックを受けやすいです。
そのため、少しでもショックを小さくするために、プリセプターの支えは重要になります。
プリセプターの悩みとアドバイス
ルーコ
先輩にアドバイスをもらったり、本を読んで気が楽になったのでその内容もお伝えしますね!
新人看護師が何に悩んでいるのか分からない
ルーコが指導している新人看護師は報連相ができず、そもそも自分でも何が分からないのか分からない状況に陥って、
先輩に相談できず、黙ってしまうことがよくありました。
そのため、ルーコは新人看護師が何に悩んでいるのか分からないことがありました。
自分の忍耐力をきたえ、新人看護師から発言してくれるのを待ちます。
何が分からないのか分からない時には、分からず困っていそうな事象を分類するまでは手助けします。
急ぎの技術や処置に関しては、こちらから答えやアドバイスを出すこともありますが、
基本的には自分の頭の中で整理して欲しいので、相談・質問に対する解答をしてくるまで待っています。
タイムリーに指導ができない
ルーコは新人看護師に指導をタイムリーにしたいと思っていますが、できなくて困っていた時期があります。
看護ケアの最中や、治療介助の最中に指導をしたいと思っているけど、途中で検査送り・迎えに呼ばれることもあり、
新人看護師にとって学びやすい指導ができていないのではないかと不安になることがありました。
「また後で一緒に調べようね」と言っていると、勤務時間内に指導ができず1日が終わってしまう、、、
なんてこともありました。
ルーコ
今まではあれもこれも教えなきゃいけないと焦っていましたが、新人看護師にその日、実施したいケアや技術を確認し、数個目標をあげてもらうようにしました。
その日の目標は達成できるように関わり、指導するようにしました。
時間が余れば、他の技術も追加で指導するようにしています。
そうすれば、毎日「教えられなかった、、、」と悩むこともなく、着実に技術の獲得ができるようになっていきました。
優先順位の付け方が分からない(新人看護師)
ルーコはよく、新人看護師に「何からする?」「どこから回る?」と質問します。
新人看護師もしっかり自分の中でアセスメントし、「◯◯さんが重症(具体的に言ってくれます)なので、1番初めに回ります!」と言ってくれる時もあります。
しかし、入院、検査、時間処置がかぶると何からしていいのか分からなくなり、手が止まってしまう時があります。
ルーコはそんな時に新人看護師に落ち着いて業務板を見て、考えるように促していました。
この間、ルーコは自分が回らないと業務が進まないという焦りから、新人看護師と一緒に考えることをせず、考えるように促していただけでした。
しかし、上手くいかず、新人看護師は手を止めて考え込み続けてしまうこともありました。
知識が身につけば「早めにあそこの処置をしていた方が良いとか」「入院が来るまでに◯◯をしておこう」と考えられるようになります。
そのため、まずは疾患・内服・治療・看護 基本的なことを身に付けられるよう学習することを勧めています。
そうするとルーコが指導している新人看護師は少しずつ、優先順位が分かるようになってきています。
先輩から新人看護師のことでお叱りを受ける
以前、ルーコが休み明けに出勤した時に、先輩看護師から「あの子◯◯を経験したことないので、見学させてって言ってきたんだけど、もう入職して1ヶ月以上経ってるのにどういうこと?しっかり指導できてる?」と言われました。
ルーコ
分からないことは経験できる時にすればいいし、教えてあげてよって思いました。
これは色んな本を読んで得た知識ですが、人の考え方は当たり前ですが、変えられません。
どこの病院で働いていても、自分本意で物事を考える先輩はいますよね。
そんな人たちから理不尽なことで怒られたとしても、ルーコは「また言ってるわ」としか考えないようにしています。
その先輩のことでイライラしても考えている時間がもったいないだけです(笑)
そんなことでストレスなんて溜めなくていいとルーコは思うのです。
常に気が抜けない
新人看護師に処置を任せたら
ルーコ
昼食の休み中には
ルーコ
食後のインスリン、食前薬忘れていないかな?
入院をとってくれたら
ルーコ
持参薬確認できているかな?
貴重品の確認できたかな?
オペ後のお迎えに行ってもらったら
ルーコ
など、新人看護師が自立するまで心配になることはいっぱいありますよね。
ルーコも全部一人で抱え込み、頭がパンクしそうになったこともあります。
新人看護師が自立するまで不安になるのは仕方のないことですよね。
ルーコは新人看護師に処置を実施する前に手技の確認をするようにしています。
あまりに忙しいと、リーダーに相談して乗り越えています。
プリセプターの悩みってとても膨大にありますよね。
ここに書いていないこともたくさんあるかもしれませんね。
プリセプターの看護師さん、1人で悩まずに実地指導者やリーダー、師長に相談して下さいね。
ルーコ