派遣看護師の人間関係の実際|関係は浅くて良い!

なんだか最近職場の人間関係に疲れたのよね。

先輩や医師との飲み会とかもう人間関係めんどくさい。

看護師

人間関係はどんな仕事に就いていても悩みが尽きませんよね。

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ルーコも人付き合いは苦手であり、正社員時代の前職ではとても悩みました。

そんな人間関係を築いていくのが下手なルーコが派遣看護師は続けられています(笑)

今回は派遣看護師の人間関係についてお話ししていきます。

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派遣看護師の働き方とは

そもそも正社員の働き方とは違う、派遣看護師の働き方を紹介していきます。

派遣看護師の働き方についてざっくりまとめると

  • 派遣会社に雇用されている
  • 自由にシフトを組めるところがある
  • 日勤だけ、夜勤専従など選択できる
  • 基本は定時上がり
  • 仕事内容は正社員と同じ
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派遣会社に雇用されている

派遣看護師は派遣される病院に雇用されているわけではなく、間を通している派遣会社に雇用されています。

派遣看護師は派遣会社を通じて求人を紹介してもらい、契約期間だけその場で働くということになっています。

そのため、派遣看護師は派遣会社に雇われており、社会保険や有給の手続きなど全て派遣会社とやり取りを行います。

自由にシフトや勤務形態を選択できる

派遣看護師は正社員とは違い、シフトを好きに作ることができます。

例えば月曜日〜金曜日の週5日間シフトを入れたければ、そのように希望を出すことができます。

勤務形態についても自分が働きたい方法を選択できます。

例えば、日勤だけが良ければ、日勤のみで働くことができる求人を探すか、派遣会社の担当者に紹介してもらえば良いでしょう。

注意
求人によってはシフト制で、休日希望は1月に3日まで等決められている派遣先もあります。

定時で帰れる

派遣看護師は派遣労働者雇入通知書(就業条件明示書)という契約書類を渡されます。

契約書類には「1日に◯時間の契約」と勤務時間が記載されておりますので、派遣先の正職員のスタッフが派遣看護師をそれ以上働かせてはいけないという理解があります。

正社員のスタッフが「定時になったから帰って下さいね!」と声をかけてくれます。

ただし、自分が担当している業務が残っている場合は終わらせて帰らないといけないため、定時を過ぎてしまうこともあります。

仕事内容は正社員と同じ

仕事内容は正社員と同じになります。

正社員と仕事内容は同じですが、病棟で派遣看護師として働く場合、委員会や係はありません

また、患者さんのプライマリーになることもありません。

派遣看護師は基本的な看護技術しか行いません。その日、担当の患者さんのケアをこなすだけになります。

正社員で働いていた頃の人間関係

ルーコが正社員として病棟や美容クリニックで働いていたとき、人間関係でたくさん悩みました。

正社員のときに感じたストレス

  • 定期的な飲み会がある
  • 毎年イベント事があり、面倒
  • 病棟会・委員会・係がしんどい

定期的な飲み会がある

病棟看護師の正社員をしていたときは、医師や先輩看護師との定期的な飲み会もありました。

また、年末の集まりでは出し物をさせられることもあり、人の前に出ることが嫌いなルーコにとっては苦痛そのものでした。

また、美容クリニックで働いていたときも、仕事終わりに先輩に飲み会に誘われることもあり、ほんとうに面倒だと感じていました。

美容クリニックは就業時間が遅いため、飲み会に行くと自宅に帰る時間が日を跨ぐこともあり、心も体もしんどくて、ストレスでした。

イベントが多くて面倒

ルーコがいた病棟ではクリスマスにお菓子を配り合ったり、バレンタインの日には自分が関わっている全科の医師にチョコレートやクッキーを渡したりする風習がありました。

そのチョコレートやクッキーの買い出し、お金の精算は病棟の後輩(主に看護師1年目〜3年目)がやらされていました。

ルーコも2年目にバレンタインの係を任され、予算や贈り物全てを決めて、病棟の看護師スタッフ全員からお金を徴収したりなど、ほんとうに面倒なことをしたなぁと記憶しています。

スタッフにお金を徴収したり、医師にチョコレートを渡したりするのはもちろん、仕事の時間内にできるわけないので、全て時間外に残ってやっておりました。

病棟会・委員会・係がしんどい

正社員として働いていると、病棟会や委員会、係は避けられません。

病棟会は休みの日に行かなければなりません。

委員会や係りは苦手なスタッフと一緒に課題を進めなければならないこともありますよね。苦手なスタッフと時間を合わせなければならないこともストレスでしたし、その課題を時間外にしなければならないこともストレスでした。

派遣看護師の人間関係とは

人付き合いが苦手なルーコが派遣看護師をしていられるのは

人間関係がとても楽だからです。

派遣看護師の良い点は

  • 派遣先に苦手なスタッフがいるなら、派遣期間満了となれば契約終了させられる
  • 関係は浅くて、気楽
  • 病棟会・委員会・係がない

派遣先に苦手なスタッフがいれば、最短3ヶ月で契約終了できる

派遣看護師は長期契約をする場合でも、長くて3ヶ月の契約となります。

派遣看護師と派遣先双方が契約更新を希望する場合は再度3ヶ月更新をして働きます。

そのため、派遣先で人間関係が上手くいかない場合は最短3ヶ月の契約のみで、新しい派遣先を探して契約をすることができます。

なんといっても派遣看護師の良い点は苦手なスタッフがいる場合は契約を終了して、別の派遣先で働けるところです。

関係は浅く、気楽

派遣看護師は派遣先と3ヶ月毎の契約更新になります。

派遣先の正社員スタッフも派遣看護師は3ヶ月毎の更新となっていることを知っています。

3ヶ月毎の更新ということは、3ヶ月たてば更新をせずに、契約を終了する派遣看護師もいるということを理解されております。

派遣先の契約条件が良くて長く勤めたい場合でも、派遣看護師は有期雇用のため、最長3年しか働くことができません。

長い付き合いになることはないため、派遣先のスタッフも派遣看護師に対してそこまで密に関わろうとはしてこられません。

自分から仕事以外のプライベートの話をしないと、正社員スタッフも深い話を聞いてきたりもしません。

派遣看護師は派遣先でずっと働くわけではないため、人間関係も浅く、上辺付き合いで終わります。

ルーコは本当に人付き合いが苦手であり、勤務時間が終わったら、さっと切り上げて帰ってくるので、プライベートの話もすることはありません。

契約を終了するときも、次の仕事の話をすることもありません。

病棟会・委員会・係がない

派遣看護師は決められた仕事しかできません。

病棟に派遣されても、患者さんを受け持って、基本的な看護技術しかしません。

正社員のスタッフがしているような病棟会への強制参加、委員会や係も全くありません。

また、患者さんのプライマリーをすることもありませんので、看護サマリーを書くために残業するなんてこともありません。

注意
派遣看護師がプライマリーを持つ可能性は低いですが、病院によっては待たされる可能性があります

まとめ:職場の人間関係は浅い派の人は派遣看護師向き

派遣看護師は有期雇用であるため、雇用契約を結んだ派遣先とは短くて3ヶ月、長くて3年の勤務です。

そのため、頻繁に人間関係が変化します。

派遣先に苦手な人がいて合わないと感じれば、契約を3ヶ月だけにし、別の派遣先を探してしまえば良いということです。

派遣先の正社員スタッフも、派遣看護師に対して「そこまで長く勤めないだろう」と考えているので、深い付き合いをしようと接触してくる人は滅多にいません。

基本的に人間関係は浅く、気楽に仕事ができます。

時々、正社員のスタッフに「自分の病院で正社員として働かないか?」と誘って距離を詰めようとしてくる人もいますが、「今は派遣看護師として働いていたい」という意思を伝えると強く勧誘してくることはありません。

人間関係は浅く関係を持ちたいという方は派遣看護師が向いていると思います!