看護学生
ルーコ
看護学生
4月から看護師として働く、看護学生のみなさん。
看護師として働いていく希望とともに、こんな疑問が湧いてきませんか?
「看護師のポケットの中身はどんなものが入っているんだろう?」
「看護師をしている中で、絶対に揃えておくべき必需品とかあるのかな?」
このようなことを考える方、いらっしゃいますよね?
今回はそんな疑問を少しでも解消できる内容にしています。
今回の記事から分かること
- 現役看護師のポケットの中身が分かる
- 看護師が揃えておくべき必需品がわかる
- 必需品がどんなタイミングに役立つのか分かる
目次
看護師のポケットの中身
看護師のポケットには人それぞれ色々なものが入っています。
オーガナイザーというポーチを持ち歩いている看護師もいれば、ポーチを持ち歩かずにそのままポケットに入れている看護師もいます。
ルーコ
オーガナイザーで必要なものを持ち歩くにしろ、ポケット中にそのまま入れるにしろ、看護師のポケットの中身はほとんど一緒なので、その中身についてご紹介していきますね!
- オーガナイザー
- はさみ
- ボールペン
- 油性ペン
- アルコール綿
- 固定用テープ
- 定規(ペラペラのもの)
- ペンライト
- 時計
- 印鑑
- 電卓
- タイマー
看護師はこれらのものを持ち歩いています。
これら全て持ち歩いている看護師もいれば、この中から必要なものだけを持ち歩いている看護師もいます。
ルーコ
その必需品についてご紹介していきますね。
看護師が揃えておくべき必需品7つ
はさみ
はさみは看護師、誰もが持ち歩いている物品の一つです。
使うタイミングとしては
①内服薬を1錠ずつ投与するために、アルミを切って取り分ける
②創部、褥瘡などの処置をした後に、ガーゼを止めておくためのテープを切る
③固定用ネットを切る
など、多くの場面で活躍します。
3色ボールペン
看護師は情報収集シートに患者さんの情報やその日の処置を記載します。
その処置を色分けして記載しておき、自分なりに工夫することでシートを見た時に見落としがないように防ぐこともできます。
また、医師から突然、「内服薬を追加した」「◯◯の処置を今日から始めて欲しい」と指示されることがあるので、その場でメモをしないと忘れてしまいます。
指示を出されたその場でメモをするため、ボールペンは必需品です。
油性ペン
油性ペンはルートを挿入した時に、ルート固定テープに挿入日時を記載します。
他にもデバイスのテープ交換をした時に、テープに日時を記載しておくために持っておきます。
アルコール綿
血糖測定や、ルート挿入、点滴をつなぐ時などにアルコール綿を持っていくことを忘れるときがあります。
そんな時にポケットの中にアルコール綿を入れているとサッと取り出せるし、わざわざステーションまでアルコール綿を取りに行く手間が省けます。
固定用テープ
固定用テープはあらゆるタイミングで使用します。
①採血後、乾綿で止血をする時に固定用テープで止めておく
②ルートを抜去した時に乾綿で止血するため、固定用テープで止める
③創部、褥瘡処置をした後にガーゼを固定用テープで止めておく
固定用テープは色んなタイミングで使用します。
時計
看護師は決められた時間に処置をしなければならないことが多いです。
例えば、点滴、目薬、吸入、血糖測定など、様々な処置が決められた時間にしなければならないので、時計を持ち歩いていると、今何時なのか気にして行動することができます。
ペンライト(瞳孔径付き)
ペンライトは万が一、患者さんに急変が起こった時に瞳孔を確認するために必要となります。
瞳孔を測れる瞳孔径がデザインされたペンライトだと、より急変時に使えるため持ち歩いておくことをオススメします。
ルーコ
紹介した7つの物が必需品として活躍することはもうお話しした通りなのですが、その他の印鑑、電卓、タイマーは持ち歩かなくても不便に思うことがないからです。
看護学生
そう思われた方はいらっしゃいませんか?
印鑑って内服薬や点滴をダブルチェックする時などに使いますよね?
でも私はペンで名前を書いてチェックしているので、持ち歩かなくても不便に思うことがないんです。
印鑑は失くしたらかなり困る物なので、なるべく持ち歩くことを避けています。
電卓は点滴を何時間でどれくらいの量を落とすのか計算するために使いますよね?
でも、実際の医療現場では医師が指示として「◯/hrで落としてください」と書いてくれていることが多いので、その指示通りに落とすのであまり電卓を使いません。
私はロッカーに置いてあるので、使わないといけない時にはロッカーから取り出して使用するようにしています。
タイマーも電卓同様ですね。
そこまで頻繁に使う物でないので、ポケットの中に入れていません。
ポケットの中は整理しておこう!
ポケットの中に必要なものを全て入れるのではなく、オーガナイザーを持ち歩くことをオススメします。
ポケットにあれもこれもと入れていると、色々と不便なことがあるからです。
看護学生
ルーコ
そしたら本当に困ったことが起きたの。
看護学生のみんなも想像が付くかと思うけど、お伝えしておきます。
オーガナイザーなどのポーチを使用していなかった時には
①どこに物を入れたのか分からなくなる
②ペンのキャップが外れ、白衣が汚れる
③更衣する時に毎回全部入れたり、取ったりしないといけないため、手間となる
実際にルーコは入職して1ヶ月にしてこの3つを全て経験して、オーガナイザーを使うようになりました。
実際に必需品がすぐに取り出せるし、タイムロスもなくなるし、物を失くすこともほとんどなくなりました。
まとめ
これから看護師として働く、看護学生のみなさん。
初めは何を揃えておけば良いのか分からないですよね。
入職してから必需品は集めていけば良いですが、紹介した7つの物はどの診療科でも使用するので揃えておいて良いと思います。
また、オーガナイザーを持っていると、ポケットの中が汚れたり、ごちゃごちゃにならないのでオススメです。
ポケットの中も整理整頓しておくことで、探す手間が減り、タイムロスを防ぐことができます。
ルーコ