看護師
派遣看護師って有給をもらえるのか気になる方、多いですよね。
日帰りも長期旅行も楽しみたい!プライベートを充実させるためには有給は必須です。
結論から述べますと、派遣看護師も法定通りの有給がもらえます。
派遣看護師が有給をもらえる条件や、本当は秘密にしておきたい得する有給の使い方も伝えていきますね。
目次
派遣看護師が有給をもらえるのはいつから?
有給をもらえる条件
- 同じ派遣会社に6ヶ月以上勤務していること
- 決まっている日数の8割以上勤務していること
有給をもらえる条件はたったこの2つだけ。
同じ派遣会社に継続して6ヶ月以上勤務していたら、有給をもらえます。
しかし、3ヶ月間だけ派遣会社Aで働き、次に3ヶ月間派遣会社Bで勤務したとしても、有給はもらえません。
有給は派遣会社から付与されているので、同じ派遣会社でないと有給はもらえなくなります。
決まっている日数の8割以上とは、雇用契約を結んだ際に1週間に5日勤務となっていたら、4日は勤務していないと有給はもらえません。
・正社員
・契約社員、派遣社員
・パート、アルバイト
雇用形態が違っても有給はもらえます。
有給はいつまでに消化すればいいの?
有給は付与された日〜2年間有効です。
2年経てば、有給は無かったことになるので、2年以内に使い切りましょう。
参考サイト:ハタラクティブ【https://hataractive.jp/useful/6836】
派遣看護師がもらえる有給の日数
派遣看護師にかかわらず、正社員でも勤務年数によって、もらえる有給の日数が変わります。
勤務年数が長いと有給の日数も増えていく
勤務年数別の有給の日数は表をご覧ください。
引用サイト:厚生労働省 年次有給休暇について【https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/2017/10_02.html】
有給は最低でも勤務6ヶ月で10日もらえます。
勤務6ヶ月後から1年経つごとに有給が少しずつ増えます。
勤務日数・勤務時間が少ないと有給の日数は減る
1週間に4日、また30時間以内の勤務の方は下記の表を参考にしてください。
引用サイト:厚生労働省 年次有給休暇について【https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/2017/10_02.html】
有給休暇中の給与の計算は?
有給をもらうときの給与の計算は派遣会社によって変わります。
計算方法は3種類あります。
- 通常賃金
- 平均賃金
- 標準報酬日額
通常賃金
派遣看護師にとって1番メリットのある計算方法です。
平均賃金
計算方法は
3ヶ月の基本給の給与総額÷3ヶ月間の勤務に日数
標準報酬日額
標準報酬日額とは標準報酬月額を30で割ったものです。
計算方法は3種類ありますが、1番は通常賃金でもらえる派遣会社で契約することですね。
参考サイト:GROP【https://700700.jp/syokuba/yukyu/yukyu04.html】
派遣看護師の有給を使う方法
有給申請の方法
有給の申請についてお話ししていきますね。
有給取得
まずは勤務開始から6ヶ月が経ったら、有給が付与されます。
勤務から6ヶ月経過したときに派遣会社のマイページ等で有給がもらえているか確認してください。
実際にルーコは有給がもらえたことに気がついたのは、同じ派遣会社で契約を結んでいた派遣看護師の先輩から聞いた一言からでした。
派遣の先輩
マイページを確認してみると、本当に有給10日間ついていて、全くなんの連絡ももらえないのかと驚きましたね。
派遣会社に相談
有給がもらえるようになったら、自分が有給を使いたい日程を決め、派遣会社の担当者に相談してみましょう。
基本的に派遣会社の担当者に有給の相談をして、拒否をされることはありません。
派遣先に相談
派遣会社に相談を終えたあとは、派遣先の担当者に相談してみましょう。
あまりにも忙しく、勤務人数が足りてない日だと、「有給の日程をずらしてほしい」と言われるかもしれませんが、派遣先からも基本的には拒否はされません。
有給を申請
有給を使用して良いと決まれば、派遣会社の有給申請方法に合わせて申請します。
スマートフォンから有給を申請することもあれば、あらかじめ渡されている勤務用紙の勤務欄に有給と記載すれば良いだけという派遣会社もあります。
得する有給の使い方、実際にルーコが試した方法
あまり教えたくない得する有給の使い方について話していきます!
何が大切かと言いますと、時給が高いときに有給を使った方が良いということです。
ルーコの体験談のお話なのですが、ルーコは通常賃金による計算方法を取り入れている派遣会社に雇われていました。
ルーコは新型コロナウイルスが流行していた時期は保健所に派遣されていました。
保健所の元々の時給は2,500円でしたが、新型コロナウイルスの患者が増え、波があるときは時給が2,800円になり、通常よりも300円プラスでした。
時給が上がる=忙しくなる期間でしたが、同じ派遣看護師と有給を取る日にちを相談して、順番に有給を使わせてもらいました。
そのため、有給を取った日の給与は時給2,800円×勤務時間で計算され、得をした気分になりました。
派遣看護師の時給相場について詳しく知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
派遣看護師は有給を使いやすいって本当?
結論から話すと7割くらい本当かな?
派遣看護師は派遣先に直接雇用されているわけではなく、派遣会社と契約しているので、そこまで気を使うことがなく、正社員のときよりは確実に有給を取りやすいです。
ただ、有給を使うにあたって大切なことがあります。
派遣先への配慮が大切
看護師
この考え方はNGです。
派遣看護師だからって好き勝手に有給を申請して行動するのはやめましょう。
派遣看護師は派遣会社を通して、働く場所を提供してもらっています。
派遣先は人手が足りないから派遣看護師を雇っているという前提を忘れないようにしましょう。
大切な日に有給を使う権利はあります。
しかし、派遣先に配慮して有給を申請して良いかの相談をしましょう。
派遣先の担当者も基本は有給を使うことに対して否定はしてこないでしょう。
まとめ:条件に当てはまれば、派遣看護師も有給をもらえる
派遣看護師でも有給をもらえる条件とは
- 勤務開始から6ヶ月経過していること
- 契約した勤務日数の8割出勤していること
ただし、派遣看護師も有給を使うときは勤務先への配慮をしてください。
事前に派遣会社と派遣先に確認してから有給の申請を出すようにしましょう。
派遣会社も派遣先も事前に有給を使うことを伝えれば、快く許可をしてくれます。
派遣看護師は正職員のときよりも、有給をつかいやすい環境にあることは間違いありませんので、安心してください。
また、得する有給の使い方は通常賃金として有給の給与をいただける派遣会社を探し、時給の高い派遣先で勤務をしているときに有給を使うようにしましょう。
以上参考になれば嬉しいです。
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